常用イヤホンをワイヤレスに:Shure SE112 Wireless
私が日常的に聴く音楽のプレーヤーはiPhoneです。iPhone 7になってからは有線イヤホンが使えず(Lightning-イヤホンアダプタを使えば有線イヤホンも使えますが、同時に充電はできないなど、何かと不便なんです)、Bluetoothレシーバーを介して有線イヤホンで聴いていました。
その間にイヤホンもいくつか変わって、SENNHEISER の MX475(開放型では一番好き)、昔から持っている MM30i(カナル型で、少々アンナチュラル)から、この半年はSHURE SE112がすっかり定番に。(遮音性高くフラットな音のイヤホンを求めて〜SHURE SE112)
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ところが、このところBluetoothレシーバーのバッテリーがあまりもたなくなってきたり、外でのウォーキングを始めたりしたことで、ワイヤレスイヤホンへの興味が湧いてきました。
AppleのAir Podsに代表される「フルワイヤレス(ケーブルが一切無い)」が昨今の流行りですが、まだまだ発展途上で時期尚早かなということで除外。
となると、次は左右のユニットがケーブルで繋がれた形のワイヤレスイヤホンとなるわけですが、あれこれいろんなモデルを調べ、、、ませんでした。
SHURE SE112があまりにも自分に合いすぎていて、だったらSE112を選ぶのが間違いないな、と。
SE112 Wirelessは、SHUREのワイヤレスイヤホンの中ではもっとも廉価なエントリーモデルです。とはいえ市価は1万円を超えるので、私の用途からすると高価です。てわけで狙うはオークション。たまたま開始価格の安いものが出ていたので参戦して、中古かつ付属品なしだったものの、市価の半額以下で入手することができました。
有線のSE112と比べて、コードは細め。SE112がグレーなの対し、Wirelessはブラックのボディ。左右のイヤホン本体とリモコン、Bluetoothレシーバーが1本のコードでつながれています。
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Bluetoothを使う以上、遅延はゼロにはなりません。スマホでYouTubeを見るぐらいの用途ならまったく問題ありませんが、たとえば動画編集のように映像と音をシビアに合わせないといけないような場面ではわずかな遅延を感じます。
洋服によっては受信器ユニットの据わりが悪いかもしれませんが、いわゆる「シュア掛け」で装着すれば安定します。レシーバーとそれにつながるコードがないのは大違いで、とても快適です。
シリコンのイヤーチップがよくできているようで、完全な無音空間にはならないものの、小さな音量でも周りの音を気にせず集中するには十分な遮音性です。より音楽に浸るためにボリュームを上げると、きっと背後から誰かが話しかけても気付かないと思います。今回は中古のためMサイズしか付属していませんでしたが、新品にはS/M/Lの3サイズのイヤーチップが同梱されています。
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タッチノイズはほとんど感じません。コードが短い分、腕が当たったりすることも少ないし、「シュア掛け」するによってタッチノイズはほとんど除去されます。
リモコンにはボタンが3つ。+と-を押すとボリュームの上げ下げ、+と-を長押しするとスキップ/頭出し、中央のボタンは電源/Siriの呼び出しなど。充電はmicroUSB。
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で、肝心の音質はというと、基本的には有線のSE112とほぼ同じです。Wirelessの方がわずかに低域が厚く、全体的に華やかに感じます。それでも高・中・低域のバランスの良さは保たれていて、聴き疲れしにくいと思います。SHURE社自身がSE112の特性に合わせてアンプ部もチューニングしているのでしょう。
これから毎日活躍してくれそうです。
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#2018/10/21 #SOUND #オーディオ
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